5月末、1年半かけて皆で読み進めた「いーしゅわらーやなまは」を読む会が最終日を迎えました。
スワミジに報告をすると、おー!よくやりきったね。と喜んでくれて、温かい言葉をかけてくださり、さらに嬉しくなりました^^

からだのヨガも知識のヨガも、残念ながら魔法みたく一瞬で何かが大きく変わるわけではありません。
だけど少しずつ読む進めていくうちに、少しずつ体験を重ねていくうちに
言わんとすることがわかってきたり、日常の動きが変わったり、自分のこころにゆとりができていることを感じたり・・・
確実に自分の腑に落ちていくんだと思います。

そこまでいくと、もう忘れることはない。と思っています。

 

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最近、「意図せず数年離れていたものごと」と繋がりなおす出来事が増えていて
それは夢中になっていた学びだったり、いつも通っていた場所だったり、友人だったり、趣味だったり色々です。

 

改めて同じ場所にたつと、この数年での心境の変化をありあり感じます。

同じ場所なのに当時よりも自分が安心して本心から人と話したり、物事を感じたりできるようになっている。
より心が安心して嬉しい・楽しい・嫌だ・悲しいをシンプルに味わうことができる。
緊張やストレスなく素のままでただそこにいる。楽なのです。

 

以前はもっと、ちゃんとしなきゃ、とか、いい恰好しようとしていたりとか、構えて武装していたように思います。
でもその武装も悪いものでは無く、色んな怖さから自分の身や心を守ってくれていたんですよね。ありがたや。

 

 

以前は「同じところに戻る・繰り返す=後退している」ように感じることがありました。
でも今は、同じテーマに戻っても、それはぐるぐると螺旋を描きながら、少しずつ深まっているプロセスなんだと実感しています。

止まったとしても、休んだとしても、小さくてもコツコツの積み重ねたことは

表面的には変わっていなくても、内側の感覚はちゃんと進んでいた。

そんなふうに感じられた、静かで豊かな5月でした。