写真は10年前にワーホリしたときの。

オーストラリアのティーツリーレイク。

周りに生えているティーツリーという木の成分が湖に流れて、紅茶色の湖になるんだって。

抗菌作用や落ち込んだ気持ちを引き上げてくれる効果があるんですって☺

オレンジと茶色、空の青さが素敵。

 

 

 

 

 

今日は瞑想と記憶のお話。

 

 

瞑想にも色々な種類がある。

 

その中の一つ、アンタルモウナという瞑想というものがある。

目の前に浮かぶ映像を客観的に眺めるというものだけど

それををしているとよく思い出すことがあって。

 

それは、子供の頃に遊んでいたお気に入りのおもちゃ達のこと。

 

 

 

 

ご存じの方のいるかもしれないけれど、少し説明を。

 

 

 

瞑想をしていると時々記憶の奥深くに沈んでいるものが揺り動かされることがある。

 

 

普段私たちは色ーんな物事すべてを記憶に焼き付けているのだけど、全部思い出していたら情報量の多さにてんてこまいになる。

 

だからいつもは普段用の意識を使い

必要のないものや、あんまり居心地の良くない記憶は、できれば見ないように奥深くの意識にそっとしまっている。

と言われている。

 

 

普段使う表面のところを【顕在意識】(自分でコントロールできる意識。)

そのしまい先を【潜在意識】(無意識。記憶や反応や本能的なもの。行動を決めるボス。)

 

 

 

瞑想は

普段忙しく動いている【顕在意識】を落ち着けたり

時には深くにある【潜在意識】を現れやすくする。

 

 

※瞑想は揺れ動くことがあるから、すごく落ち込んでる時はやらない、無理しない、あと自分に合う先生を見つけて教えてもらうのが安心

 

 

潜在意識の影響力は大きい!!

そして普段表面の考えとかに出ていない部分だから自分で見えない

 

 

 

例えは、

明日から毎日早起きをするぞ!と決意したのに、当日なかなか起きられない・・・

決めたのに続かない・・・なんでなんだ。私は意志が弱いんだ・・・ってへこんだりする

 

けど実はそれには理由があって

 

【顕在意識】はやるぞ!!って思っているけど

実は【潜在意識】ではやりたくない!って思ってるから

なかなか実行できない。

 

 

なんと二つの意識のパワーバランスは 顕在1割:潜在9割 潜在意識の圧勝!!

1割って少なっ!

 

 

なのでやろうと思っても巨大な潜在意識が阻止するから続かなかったりする。

 

 

解決するには、なんでやりたくないと思っているのか潜在意識ととことん向き合い本音を聞く。

大抵、本心だと思うことは本心じゃなくてもっと奥がある。

見つからないように上手に隠してある。

 

 

 

もしかしたらその人の早起きしたくない本当の理由は、意志が弱いじゃなくて

例えば。

子供の頃早く起きるとその時間帯はいつも怖い犬が外を散歩していて吠えるから怖くてたまらなかった、という記憶からだとする。

または両親がいつも朝喧嘩をしていて恐怖を感じていたからだとする。

 

そうすると、早起き=怖いが潜在意識ではセットになっていて、今はもう何も怖いことないのに

その時の癖で今も早起きは良くないと本当の本心は思い続けている。とか。 そういうことがある。

 

 

 

 

じゃあなんでせっかく嫌なこと隠してるのにほじくるんだというと

 

本当の本心を自分で見て、寄り添うことで元気になれたり、

今までの困った感情の癖を終わりにして前に進めたり

本当の自分の本心と繋がることで楽に生きられるようになるから

あと

自分と最高のタッグを組める!!

 

 

なんか怪しい啓発みたいになってる?大丈夫かな?笑

 

でもこれほんとに。

だからタイミングが来るとほじってみたりする。

私はこの4年間、ほじくり倒してみている。

で自分を知るという作業は、他の何を知るよりも一番大事だと実感している。

 

 

 

 

 

 

話を戻すと

なんで自分の奥にそのおもちゃ達の記憶があるのか分からなかった。

 

 

そんなある時、人と子供の頃のこと話していた瞬間にふと「なぜか」が分かった!

 

 

私は三姉妹の末っ子で姉たちとは歳が少し離れてる。

 

よく姉が友達と遊んでる後を追っかけてついて行ってたんだけど

 

走っても追いつかないし、

なんなら回るジャングルジムみたいな遊具(大きい円形の柵でつかんで外側を走るとぐるぐる回る)で一緒に遊ぼうとすると小学生の姉の友達たちの回る速さに一人足が追いつかなくなって、足絡まってこけて遊具に巻き込まれて血だらけだし

 

皆と一緒に向こう側の場所に行きたくて同じ踏み台に登ろうとしても4歳じゃ足が短くて届かず、滑ってその拍子にフックに頬っぺた刺さってえぐれて血だらけだし

 

いつもそんな感じで追いかけては自分の無力さと力の届かなさを感じる日々だったのです。

 

 

 

そんな時期に遊んでたそのおもちゃ達

その共通点はどれも姉たちの分2つしかないってこと。自分の分はない。

 

 

今思えば、親が小さい子に小学生と同じおもちゃを買わないのはものすごくよく分かる。いつもお下がりもしょうがない。

私いい匂いのするビーズのおもちゃがいい匂い過ぎたから鼻の穴に詰めちゃって

母親が「この子の鼻の穴からいい匂いがする!!(怖)」って発見して病院に取り出しに連れて行かれるような子供だったし

今となっちゃ親の気持ちがよく分かる。

 

でも子供の頃の私は、届かない、足りない、自分には無いと思ったそんな記憶の一つ一つが

とても悲しかったんだなー って思い出した。

 

 

そこからはダークなものから意外なものまで、子供の頃の記憶に対する感情が芋づる式に蘇ってくる。先生の言ってた通り。

 

 

 

 

そんな感情の再体験をしていてからの

今。

 

この数十年、何かをやろうとしても自分にはできないと躊躇したり、自己嫌悪や自分なんて・・・と自己否定したりして悩んだその性格の癖は

ほとんどが小さい時の感情を引っ張ってたんだな。と気づく。ほんと、ただの癖!

一回知ると、もうその感情に振り回されなくなる。

あ。この感情来た来た!って余裕持ってみれる。例えば怒りや悲しみに飲まれそうになっても、おーいそっちじゃないよ~って声掛けもできる。

心が素直で、視界がすっきりする。

 

 

こればっかりは自分で体験しないと人に相談してもどんな本読んでも変わらないんじゃないだろうか

 

 

 

 

自分と寄り添う。

は、時々激しい内側の戦いもあったりするけどさ

自分に起こるすべてのことは全部自分の為に神さまが采配してるっていうからさ

安心してお任せすることにする

 

 

 

 

 

 

 

そして

本心って隠れるのお上手だから。

いきなり瞑想して見つけようと思っても変わり身の術で全然違うものを本物だと思わされたり、

油断すると瞑想行為自体にハマっちゃったりする。←ちょっと前までのわたしよ

その間に逃げちゃうー。

 

 

だからまず最初は心の奥の前に一番身近な身体を使って本心探しをするのすごくいい。

アーサナ(ポーズ)ヨガとかねーーーーーーーー。

宣伝だよ!!!!!(笑)

でもほんとにそう。

 

 

あと昔会った旅人に教えてもらった最初のステップは、買い物するとき同じ種類の中からこれだって思うものを選ぶのもいいって聞いて

やったら良かった。

 

例えばスーパーの棚に積んであるトマトの山、一見全部同じだけど「なんとなくコレが良い!!!」って思うものを選ぶ。

同じなんだけどあえて(笑)そんなことにも小さな本心が潜んでる気がするよ。

 

 

 

 

本当の自分と寄り添えますように。

本当の自分と向き合えますように。

見つけて仲良くなれますように。

 

 

ほんと、インドのヨーガに出会って良かったな。

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました☺

 

 

 

 

 

 

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