ヨガの練習をしているとき、意識している3つのことがあります。
以前、やみくもに練習をしているとき私は「もっと柔らかくなりたい」とか「難しいポーズができるようになりたい」とか逆に「全然できない・・・泣」とかまさにエゴの塊になっている時があります^^;
完璧に出来ることがゴールになっていて本来のヨガの目的は置いてきぼり・・・
そんなときに意識し始めたことで、だんだんと気持ちが変わってきたことがあります。
一つ目は呼吸
ヨガをしていてキツいとき、呼吸が浅くなっていたり止まっていることはありませんか?
心と体のバロメーターといわれている呼吸。浅いときや苦しいときは、必ずどちらかが無理をしています。
動きの主役は体じゃなくて呼吸!!と意識をすることで、吸う吐くに合わせた体の動きを感じられるようになり
だんだんとポーズもより深まるように。
二つ目は感覚
無理をしたり完璧に近づけるのではなく、気持ちよさや心地よさの感覚を大切にしていきます。
痛みを感じると体は筋肉や腱を守るために、それ以上動かないようにロックをかけてしまいます。
そんな筋肉が縮まり、ロックされた状態の時に勢いつけて無理に深めようとするとどうなるか・・・
はい、痛めます;
体「もうこれ以上無理だよ!」
こころ「いやいや、まだ行けるって!無理しなきゃ変わんないよ?できるようになりたいでしょ?」
体「本当に無理だって!そんな方向に動けないよ!」
こころ「いちいちうるせー!いくよ、せーのっっ!」
体「ブチっ!うわー泣」
みたいな感じにこころと体がちぐはぐだと、うまくいきません;
じゃあ、そうならないためにすること
それは、ゆっくり時間をかけて深い呼吸をしながら伸ばしてあげること。気持いいと痛気持ちいいくらい。
そうすると、体も「あれ?気持ちいい!もっと深めたらさらに気持ちいいかも~」とどんどん可動域を広げてくれます。
体の骨格も、動く範囲も、生まれ持った体は十人十色。
だからこそ、雑誌で見る綺麗なポーズや、完璧なポーズなんて本当はできなくていいんです。
ただただ心地よさと深い呼吸に集中して、こころと体の意見を合わせてあげると
ゆっくりと自然に体は正しい位置に動いてくれるはず。
三つ目は心
心が何を感じているかを観察します。
「肩周りが伸びて気持ちいいな」「風が気持ちいいな」とか心地良かったらそのまま感じて、
もしも「もっとやらなきゃ」「周りの人はどうだろう」「できない・・・」などなど、心地よくない考えが出てきたら、そのときは「大丈夫だよー」と言ってその考えを手放してあげてください。
普段の忙しい生活の中で、私たちは自分の感情すら気づかないままで過ごす時間が増えています。
良いことも悪いことも感情に振り回されたまま日々は忙しく過ぎてしまいます。
今、自分は何を感じてるんだろう?
これを意識することで振り回されない土台を作っていきます。
そしてふと気が付くと、落ち着いた心で集中してヨガの練習をしている自分に気が付きます。
呼吸、感覚、心
客観的に観察するくせをヨガをすることで身に着けていけたらな、と思います。