まるで鉛を呑み込んだような感覚 とはこのことを言うんだなって思った。
先日、知人に不幸があったことを聞いた。
思い出すのはすっごいキラキラの笑顔で私の名前を呼んでくれる顔。
正直なところ、突然過ぎて実感がわかない。
でもふと思い出すと、心にどろどろ重いものが流れてきて圧迫されて苦しい。
同じ日に、お世話になってる方に新しい命が誕生することを聞いた。
いま小っちゃな小っちゃな赤ちゃんがお腹にいるんだなぁと思うと、私まで幸せな気持ちになってくる。
生きようと一生懸命な命がそこにいて
お母さんや周りのみんながその命が無事に産まれますようにと願ってる。
妊娠って神秘的。
自分も同じようにお母さんのお腹から産まれてきたことは知ってるし、ご先祖様たちのようにいつか死ぬことも知ってるけど
実際は
産まれたことを当たり前だと思ってしまうし、死ぬことも今は関係ないいつか遠い先の事だと思ってしまう。
本当はきっと なにかに感染したり危険視するものよりもさらに、生死はもっと自分の身近にある。
このことに対する現実感はいつもすぐ薄れちゃう。
この世に人間として産まれることはとても奇跡的なことで、でも産まれたら死ぬことは例外なく100%確実。
この間になにをしたいか。
何のために産まれてきたのか。
自分自身に本気で寄り添うことを、いつの日か・・!と後回しにしてる場合じゃない。
照れや恥ずかしさや見栄から、ありがとうと言えずにまた次回言えばいいやと思ってる場合じゃない。
感じたことが日常の生活の中で薄れずに残ってくれるように ちゃんと書いておくことにする。