数年前、たまたまテレビを付けたら『人生フルーツ』という映画がやっていた。

 

しゅういちさん、英子さん、二人の夫婦の日常を映したドキュメンタリー映画。

 

建築家のしゅういちさんが設計した、平屋の杉の丸太の小屋に住むご夫婦。

敷地には枇杷や梅、くるみや柿のなる雑木林が立ち並ぶ。

毎年100種類近くを育てる広さの畑のスペース 『キッチンガーデン』

その畑でできた作物で作る毎日の食事や保存食、毎年繰り返す季節仕事。

昔からの憧れが映像になったようで、目が釘付けになったっけ。

 

 

 

その後例の七間町の本屋さんに初めてふらっと立ち寄った日、このお二人の本『ときをためる暮らし』を見つけた。

本が出ていることを知らなかったから、偶然(必然だね。)見つけたときは嬉しさと感動が一気に湧いてきたな。

 

 

過ごしたい時間と社会の時間の速度にギャップを感じていた頃、この本のおがげで「ああこのままでいいんだ」と思えて、

自分が大事にしたいことがよりハッキリしたよ。

私にとって、80代90代の人生の大先輩のひとことひとことが、これからの自分を作るための教科書になるような本😊

 

 

 

 

しゅういちさんが亡くなってからその後。の二冊目もでてる。

 

 

本の言葉😊

 

 

『道具にも愛着が深くなり、不具合を感じると自分で直して。そのカンナも刃を変えればいつまでも使えます。

直すとかえってお金がかかる仕組みになってしまった世の中は不思議ですよ。経済が回るよう使い捨てを主流にしてね。

昔の物はとにかく丈夫で長持ち。

そして道具を自分の手で育てていく楽しみがあるでしょ。そんな当たり前だったことを次の世代に伝えていかないとね。』

 

 

『お金を出せばなんでも手に入る便利な時代だけど

自分の手と足を使って暮らすのがほんとうの豊かさなんじゃないかって思います。』しゅういちさん

 

 

『生きる力を一人一人が備えて。』

 

 

『自分の手で 暮らしを見据えたストックを作ること。 それが<ときをためる>ということです。』英子さん

 

 

 

 

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